日本三名園(兼六園、偕楽園、後楽園)の比較とおすすめについて

日本三名園(兼六園、偕楽園、後楽園)の比較とおすすめについて

日本三名園といえば、兼六園、偕楽園、後楽園です。
それぞれどこがどのように優れているか?
自分が色々な季節に何回か訪れてみて、その時に感じた
特徴や広さや料金等の比較をご紹介したいと思います。

どれも素晴らしいので観光の目的地にはおすすめのスポットです!!

基本情報

名前 所在地 広さ(㎡) ベストシーズン 入園料
兼六園 石川県金沢市 117,000 いつでも,自分的には冬が一番好き 310
後楽園 岡山県岡山市 133,000 紅葉の時期 400
偕楽園 茨木健水戸市 3000,000 梅の時期 無料

偕楽園の広さはwiki(茨木観光)の値を参照しましたが、
実際に歩ける日本庭園の広さはここまで広くありません。
周辺の公園設備を合わせての広さ表記と思われます。
実際に歩ける日本庭園の広さとしては、
後楽園 > 偕楽園 > 兼六園
の順になると思います。

おすすめの順

ベストシーズンで行った時の見ごたえの感想で言うと
偕楽園 > 後楽園 > 兼六園
でした。
偕楽園の梅の花の時期は一面の梅の花が圧巻で、梅の花の道を歩くと、
淡い紅色に包まれた幻想的な世界に入る感覚になります。
(人の多ささえなければ・・・)

後楽園は紅葉シーズンの紅葉が夕暮れ時になると、
ライトアップに反射された紅葉色が、
秋声の寂しさや美しさを見せてくれます。

ただ、日本庭園としての完成度でいうと、
兼六園 > 後楽園 > 偕楽園
の順序だと思いました。
ここでいう完成度とは、人が作り出した景色の調和した美しさというか、
庭の演出に日本の美しさを感じることができるかということを指します。
日本庭園に石の灯篭や寺社をイメージされる方は、
兼六園の雰囲気が好ましいと思われます。

日本庭園の特徴は

日本庭園の構成としては、池を中心にして、土地の起伏を生かすか、
築山を築いて、自然石としての庭石や草木を配し、四季折々に観賞できる景色を造るのが一般的である。

だったり、

海や川を池で表現すると先述したように、
日本庭園には多くの自然風景を再現した演出が見られます。これを「見立て」と言います。

という自然を演出する造形美があります。
その造形したという点が兼六園の良さかと思いました。
後楽園は造形した美しさというよりは民の生活をも表現したところに
面白さがあったと思います。

兼六園

営業時間

公開:7:30~18:00 (3/20~9/30) ※入園は17:45まで
公開:8:00~17:00 (10/1~3/19) ※入園は16:45まで
休業:年中無休

ライトアップのタイミングでは通常よりも長い開園時間となります。
春夏秋冬のそれぞれの少しの間実施されます。
ライトアップのタイミングは公式ページ
を参照。

特徴

加賀藩前田家、13代藩主「前田斉泰」によって建設されました。
3つの中で一番日本庭園!!という演出がされているかと思います。

兼六園の名前の意味は下記の通り。

その意味は、「広々としていれば(宏大)静かな奥深さはなく(幽邃)、
人工的であれば(人力)古びた趣は少なくなる(蒼古)。
また池や曲水や滝が多ければ(水泉)、遠くは眺められない(眺望)。
つまりそれぞれ相反する六つの景観(六勝)を兼ね備えているのは『湖園』だけである」

灯籠や橋の配置が、背景の自然が一緒に視界に入ることで、
自然だけではない人の手による演出が庭としての雰囲気を高めているように思えました。
そういったつくりや配置が一番上手と思います。

松の雪吊りは木に傘を入れているようで、
ちょっとかわいい感じがします。
雪国ならではの造形美はここならではではないでしょうか。

後楽園

営業時間

公開:7:30~18:00 (3/20~9/30) ※入園は17:45まで
公開:8:00~17:00 (10/1~3/19) ※入園は16:45まで
休業:年中無休

ただ、幻想庭園というライトアップ期間があり、
そのタイミングでは、21:30まで開園されています。
春、夏、秋の3シーズンに少しの間実施されます。
幻想的な雰囲気に包まれるので、このタイミングに訪れるのもおすすめです。
秋の紅葉シーズンが一番お勧めです。
時期詳細は公式ページ を参照。

特徴

岡山藩池田家、第2代藩主の「池田綱政」によって建設されました。
後楽園の名前の由来は、
「天下の憂いに先んじて憂い天下の楽しみに後れて楽しむ「先憂後楽」の精神」から来ています。
藩主は庶民の楽しみをまず先に考えていたとのことです。

それの精神を表現してからなのか
庭園内に畑や田んぼなどが配備されており、そこから
人の生活を感じることができ、華美さはないがのんびりとした雰囲気も感じれます。

紅葉する木々を多く配置していて紅葉シーズンの
色のコントラストが大変綺麗で、更にライトアップと夕暮れの色が、
紅葉の色を際立たせてくれて大変見ごたえがあると思います。

3名園の中で一番歩く箇所が多く感じました。
広々とした園内は歩きごたえが十分です。

偕楽園

営業時間

開園:2月20日~9月30日 6:00~19:00 偕楽園本園を除く区域は24時間
開園:10月1日~2月19日 7:00~18:00 偕楽園本園を除く区域は24時間
休業:年中無休

梅の時期にライトアップがあります。
時期は公式ページ茨木観光ページを参照

特徴

水門藩徳川家、19代藩主の「徳川斉昭」によって建設されました。
なんといっても庭園の1/3を占める梅が特徴的です。
梅の花の道をここまで広く歩ける庭園はかなり珍しいと思います。
ライトアップもいいですが、昼の明るいタイミングで見ると、
花の世界に迷い込んだような雰囲気を楽しむことができます。

名前の由来は
領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと、
この巨大な大名庭園は斉昭自らにより「偕楽園」と名づけられました。
偕楽とは以下の通り。

偕楽とは中国古典である『孟子』の「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」
という一節から援用したもので、斉昭の揮毫『偕楽園記』では
「是れ余が衆と楽しみを同じくするの意なり」と述べられている

ただ、梅の花以外は庭園としてはそこまで素晴らしいかと問われると・・・。
ベストシーズンとの落差は激しい感じがしました。

以外なところで、偕楽園の近くの千波湖の周辺が遊歩道、公園として整備されており、
そちらも白鳥や珍しい黒鳥(ブラックスワン)等がかなり近くに見れて、
むしろそっちの方が面白いと感じる方もいるかもしれません。

総評

日本三名園と呼ばれるだけあって、いずれも素晴らしい日本庭園でした。
それぞれで作りての思いが反映された造形美が特徴的なので、
実際に訪れてその違いなども感じられてはいかがでしょうか。

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