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あさば 伊豆・修繕時温泉 の感想 日本最高峰の温泉旅館でした。露天風呂が最高です

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静岡
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伊豆・修繕時温泉 あさばさんを訪れたので
感想をレポートしたいと思います。

あさばさんは自遊人の美味しい宿大賞の企画で1位を獲得されていた、
日本で最高峰の温泉旅館です。
料理も接客も景観も素晴らしいのですが、
一番感動したのは露天風呂です。
通常の露天風呂は虫や草が割と浮いていて清潔感が
損なわれていたりしているのが苦手なのですが、
こちらでは頻繁に清掃の手が入っているためか
そういったこともなく気持ちよく入れます。
また、露天風呂から見られる日本庭園は、
観光地の日本庭園にも負けない景色であり、それを温泉に浸かりながら
じっくりと堪能できる贅沢な空間でした。
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評価

食事:4.8 out of 5 stars (4.8 / 5)
ロケーション:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
部屋設備:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
施設設備等:4.8 out of 5 stars (4.8 / 5)
温泉:4.9 out of 5 stars (4.9 / 5)
コスパ:3.9 out of 5 stars (3.9 / 5)
満足度:4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

星5:日本有数、文句なしレベル(ミシュラン3星)
星4:素晴らしいレベル(ミシュラン1星)
星3:満足できるレベル(おいしい料理屋)
星2:悪くはない(チェーン店上位)
星1:ちょっと物足りない(チェーン店レベル)

良いところ

まず施設の設備が良いです。
施設の目の前は丁寧に作りこまれた日本庭園が部屋のどこからでも
一望できような造りになっており、景観は素晴らしいです。
その日本庭園の主役ともいえる能の舞台が
延享二年(1745年)に作られたもので、わざわざ移築されてきたようです。
これが景色の格を挙げてくれるような雰囲気を持っています。

料理は和をメインとした会席料理で、
一つ一つの素材が最高のモノを使用されていました。
それというもの今まで食べたことがあるものでも、
全然違う旨味や甘味であり、明確に違うといえるものを使用されていると
実感できました。
それを丁寧に処理された料理として提供してくれ、
出てきたもの全てが非常においしかったと思います。
天城軍鶏のたたき鍋は今まで食べた鍋の中でも1、2位かも。

特にこちらで感動したのが露天風呂です。
今まで何十個と露天風呂に行ってきましたが、
設備的には確実に1位でした。
(これより良かったのは北海道の雪見風呂で、
自然がくれたタイミングとか学生時代の思い出補正があるためであり、
そういった補正がない限りはここが1番でした。)
清掃が行き届いた露天風呂から見える景色は、
雰囲気満点の日本庭園。
それをゆずが浮いた香りのよい温泉で堪能する。
いやー贅沢な時間でした。

ダイナミックな自然ではありませんが、
自然を表現する日本庭園の良さのように、
人の手間によって作られた全体の空間・雰囲気としては、
本当に日本最高峰と思います。

あとうれしい点としては、
どの時期に行っても料金が同じであることでした。
土日やGWでも料金は同じのため、
安いタイミングで行こうというスケジュール調整も不要で、
いきたいタイミングで行くことができます。
(ただ、その分お値段が高いですが・・・)

悪いところ

設備、接客や料理には文句はありません。
強いて言えば、料金がお高いことでしょうか。
最安の部屋風呂がついていない料金で一人、現在51850円となりかなりお高め。
一年前は46900 円で徐々に値段が上がってます(*´Д`)
この料金出すのはかなりの気合が必要になります orz
更に部屋付き露天風呂があるところは66150円~となりおいそれと
泊まれません。
ただ、仲居さんに聞いたところ、裏での作業(清掃等)にすごく
時間を使っているとおっしゃっていたため人でがかかっており、
やむなしといったところでしょうか。

あと安い料金だと部屋自体はこの料金にしては広くなかったです。
(家族風呂が借り放題なので、特に部屋風呂がないことは気になりませんでしたが・・・)

料金、プラン

部屋はおひと間。公式ページは以下の通り。
http://www.asaba-ryokan.com/ohitoma/

[宿泊プラン] 
【冬/10月~3月】天城しゃものたたき鍋とお出汁で作る玉子丼など、旬の味覚で心潤う特別な夜を

[チェックイン時間]  14:30 から
[チェックアウト時間] 11:30 までと長く滞在可能。

料金はいついっても 51850円です。
予約はぱっと見は公式か一休でとるしかなく、
公式でとるのがとりやすくページ紹介も豊富なのでよいかと思います。
http://www.asaba-ryokan.com/

アクセス

修善寺温泉郷の中にあり、
伊豆箱根鉄道の修善寺駅からタクシーで7分、
バスに乗って7分ほど行き、そこから徒歩で10分のところにあります。
修善寺温泉は竹林の小径等の観光スポットもあるので、
バスで来た場合、そちらの散策もよいかもしれません。

ロケーションとパブリックスペース

まず目に飛び込んでくる、日本庭園に目を奪われます。
江戸に作られた能の舞台が雰囲気満点で、
観光地か?と思わせるほどのつくりで、
入ってみたかったので効いてみると、
「通常は入れません。」とのことでした。
結婚式では使用可能のため、入りたければ結婚式をここで開く必要があります。

サロンスペースがあり、
みかんや紅茶、コーヒーなどが無料で設置されています。
そこからも日本庭園が見れるので、
のんびりと眺めながらお茶することも可能。
お土産スペースでは、地元の品や宿でも使用されている、
あさばオリジナル商品が並びます。

部屋の様子

部屋はあさばさんで一番お安いお部屋のため、
普通の旅館くらいの広さ。
ここでも景観を重視されており、
極力、目の前の景色を見れるように作られた窓は部屋の中から
景色を堪能できるような親切設計。
部屋でぼーっとしながら外の景色を楽しめます。
洗面台はきれいで現代的。
アメニティもあさばオリジナルの品で品質も良かったです。
ドライヤーもNobbyで風量十分。
トイレはもちろんウォシュレット完備。
かなり新しいウォシュレットでキレイの一言です。
部屋の冷蔵庫にあるドリンクは有料でお高いため特に使用しませんでした。
布団はふかふかなマットレスを敷いたもの。
羽根布団もふかふかで寝心地はよかったです。
部屋着は浴衣とパジャマがあります。
パジャマは部屋の中のみで使用可能。
パジャマがあるとはだけないので楽でありがたい。
最初に出てきたウェルカムお菓子は麩饅頭。
もっちりとしておいしかったです。
お土産にしようかと思ったのですが、
日持ちしないからないとのこと。残念。

温泉

タオル、バスタオルはそれぞれの入口で用意されているので、
手ぶらで入ることができます。

家族風呂が2つあり、
空いていれば使用可能なスタイル。
家族3人が湯船にゆったり疲れる広さで、
流れる湯量も少なすぎず多すぎずといったところ。
肌当たりは柔らかめですんなり浸透していく感じでした。

他にも室内の温泉が1つと露天風呂が1つあります。

室内温泉の方は広さは大人6人がは入れるくらいの湯船。
こちらのお宿はほとんど部屋風呂がついているので、
温泉に入る人がばらけているせいか、
ほぼ貸切でこの広さを独り占めで来たのがうれしかったです。
2回は行って、すれ違ったの1人しかいませんでした。

次は露天風呂についてです。
ここにきたら絶対露天風呂に入ってください。非常におすすめです。
今まで色々な温泉郷で何十件も露天風呂に入ってきましたが、
間違いなく日本最高峰といえます。
まず手入れの入りようが素晴らしいです。
通常の露天風呂って、手入れのタイミングによって、
虫が入ってたり、木の葉っぱが入ってたりと、
結構不潔な感じがして気になりますが、
ここの露天風呂は掃除のタイミングがこまめと思われ、
そういった汚い感じがありませんでした。

そして、そうやって手間暇かけられた綺麗な状態で見られる景色は、
丁寧に作られた雰囲気満点の日本庭園で、
竹林と池の景色は非日常で贅沢な時間を味わうことができます。
HPの感じとあまり変わらないので、下記のページでキレイだなと思ったら
ぜひとも訪れてみてください。
http://www.asaba-ryokan.com/hotspring/

夕食

夕食は部屋でいただくスタイルです。
内容は和食メインのコース料理となります。
まずはめひかりとゆり根のから揚げ。
最初にから揚げは珍しい感じ。
めひかりのふわっとした食感とサクサクの衣が食感を楽しませてくれます。
めひかりってこんなに味わいあったっけ?って思うほどおいしかったです。
次は前菜3種。
特にいのししの燻製の西京焼きがすごくて、かんだ瞬間に脂の旨味が
広がっていきました。いのししって臭みが強く苦手だったのですが、
西京焼きにしているせいなのか、臭みは消え旨味が綺麗に抽出されていました。
こんなにうまいいのしし肉食べたのは初めてでした。
さわに椀。野菜だけではなく千切りにした豚肉の脂が
アクセントになっていました。
刺身。いかってこんなに甘かったんだという感じでした。
仕込みで何かされているのか、保管の熟成が進んでいるのか・・・。
ただ新鮮ないかだとない甘味だったと思います。
鰆の炭火焼き。
春の魚かと思っていましたが、旬は冬とのこと。
脂がのっているけどさっぱりとした白身が美味。
ずがに汁。
濃厚で癖のあるので人を選ぶかも。かにって味がします。
芋と白子の揚げ物。
白子は苦手で、ここのやつを食べてもだめな私は
どこの白子もダメなんだろうな orz
穴子のお寿司。
あさばの名物のようで、確かにしっとりとして、
ほろほろっと崩れる食感と穴子の旨味と甘めの詰めが凝縮した
味は濃厚でしばらく口の中で堪能しました。
黒米の固めのコメもgood。
おいしかったー。
この季節のメインディッシュ。
天城軍鶏のつみれ汁。
つみれは粗目の引きでものすごく肉々しいつくり。
肉の味を堪能できるようになっています。
軍鶏の濃い味と、それを引き立てる鍋の汁がまた秀逸で、
贅沢な親子丼になって出てきます。
これもおいしいのですが、汁をひたひたにした雑炊もどきも
また格別。旨味が全部米に移って、これだけで何杯も食べれます。
(雑炊は提供されないので、仲居さんが去った後に自分で汁を浸して作ります)
デザートはメロン。これもおいしいです。
苦手な白子以外すべて非常に美味でした。

朝食

朝食も手抜きが一切ありません。
一品一品出てくるスタイルで、当然のごとくぬくぬくで
一番おいしい状態で出てきます。
朝食って、高級旅館でも冷めたやつがで来ることもあったり、
暖かな品を避けたり、バイキングだったりと、
言い方を悪くすると手抜きの状態であることもままあるのですが、
あさばさんではそんなことはありませんでした。
伊豆名物のわさび丼を朝食から堪能で来て得した気分です。
朝食に出てきた柿。
いままでたべた柿の中で一番おいしかったです。
食感、甘味、切り方。どれをとっても素晴らしかったです。
どこで仕入れているのか教えてほしいところ。。。
おしるこ。おしるこは小豆だけじゃないんです。

まとめ

日本有数の高級旅館に訪れてみて、
高い料金を払うだけのことはあるなと納得しました。
設備や温泉もそうなのですが、
それを最高の状態に保つための裏方でかけている手間に、
ものすごいコストをかけているのがよくわかります。
お世話をしていただいた仲居さんが色々な宿を渡り歩いているという方で、
話を色々きいたら、こんなに手間をかけている宿は他にないとのこと。

設備、料理ともに最高のお宿。
お値段的にそうそう来れるものではありませんが、
何かの記念で一度来られてはいかがでしょうか。
私自身も結婚○○年記念とか特別な日に再訪したいと思います。
非常におすすめです!

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