現在出ているメインストーリーは一通りクリアし、
どういうゲームかは分かったので、
これから始めようと思っている方に、
どういった人が向いているか、向いていないかなど、説明したいと思います。
ガイドラインも作ってみました。
万人受けするようなパズドラやつむつむなどのゲームとは、
毛色が異なり、かなり人を選ぶゲームなので、
人によっては時間の無駄だったと感じる方も多いと思います。
その反対にはまればはまるゲームなので、
このガイドラインが参考になりお役に立てれば幸いです。
ガイドライン
こんな人は、このゲームを面白いと感じることができると思います。■アドベンチャーゲームが好きな人
■キャラのレベル上げが苦ではない人
■ファンタジー小説が好きな人
いわゆる、アニメ、ゲームが好きなオタク向けのコンテンツが
好きな場合は気に入る可能性があります。
こんな人は向いていないと思います。
■ファンタジー小説に違和感を感じる人、つまらないと感じる人
■いわゆるオタク向けの絵が好きではない人
■RPGのレベル上げが好きではない人
■ガチャで課金するのは好きだが、やりすぎて後悔する人
どうしてこうなるのか、
ゲーム内容や、良い点・悪い点などを説明していきたいと思います。
ちなみに私はファンタジー小説が好きで、
アドベンチャーゲームもよくやっており、
このゲームも楽しむことができました。
小説や漫画を読むのが苦痛という人は結構な文字数があるので、
厳しいかもしれません。
また、小説は好きでも、
村上春樹さん、東野健吾さん、池井戸潤さん等の
現実世界を舞台とした挿絵がない一般小説は好きだが、
ファンタジー関連が苦手な場合はやめたほうが良いです。
違和感や表現に苦痛を感じる可能性があります。
(村上春樹は結構ファンタジー入っていますが・・・)
気になるポイント
無課金でも進めることができるか?
無課金でもストーリーを進めることは可能です。理由は以下の通り。
■配布石が多い
毎日プレイしそこそこストーリを進めていれば、
年間2000個ほど石が配布されます。
ガチャを11回まわすために30個石が必要なので、
無課金でもかなりガチャが回せます。(約700回)
れにより1年間で最高レアのキャラが7体、 準レアが20体
ほど当たります。
■低レアキャラや配布キャラが使える
配布石が多く、がちゃで出るキャラは、
低レアのキャラでもレベルを上げれば使えるレベルまで、成長します。
また、配布されるキャラも性能が高いので、
高レアがいなくても何とかストーリーを進めることができます。
■コンテニューが強力
配布される石が1個でコンテニュー可能です。
コンテニューすることで、
体力全快、必殺技が使える状態に補填されるので、
弱くても石を使えばストーリーを進めることができます。
ただ、ノーコンテニューにこだわるとかなり厳しくなります。
■フレンドキャラが強力かつフレンド申請が容易
バトルの際にフレンドが随時借りることができ、
フレンドキャラがすでに成長しきっているため、
かなり強力です。
特に、序盤はフレンドキャラのみで攻略が可能。
序盤のうちに自キャラを成長させればOKです。
また、フレンド申請をして受理される確率は
結構高いので、
強いキャラを持っている人にどんどん申請し、
強いフレンドキャラを使わせてもらいましょう。
ガチャゲーなのか?
ストーリーを進めるだけなら、高レア必須というわけでもないため、ガチャゲーではないと思います。
無課金でも
1年間やっていれば高レアのキャラが平均7体ほど
あたるのでストーリーを進める分にはそれで問題ありません。
ただ、高難度クエストといった、
期間限定のイベントの更にサブクエストで発生する、
難易度が高いイベントがあり、それをクリアするためには
ガチャで色々なキャラをそろえる必要があります。
ただ、この高難度クエストの報酬は普通に進めると入手可能な
アイテムがもらえるくらいなので、
やらなくても何も支障はありません。
ガチャは渋いのか?
ガチャは渋いです。高レアを入手するための確率は1%で、
更にほしいキャラを特定して入手できる確率は0.8%となります。
(ピックアップ対象期間という特定キャラを対象とするイベントがあります。)
他のゲームと比べてかなり渋いです。
ただ、闇鍋ガチャではないのでそこはまだましでしょうか。
ガチャの天井はあるか?
実質ありません。一応あるのですが、
0.8%の高レアキャラを5回入手した後に、
特別な道具を1個もらえ、それを10個そろえることで、
高レアキャラがもらえる仕組みとなっています。
他のゲームの5万円分のガチャを回したら、
必ずもらえるといった救済措置はあってないようなものです。
100万円レベルで課金する人が対象です。
オンライン要素はあるか?
オンライン要素はありません。ストーリーを進めることがメインのソロプレイになります。
ゲーム内容
簡単に説明すると、「ストーリーに出てくるキャラをガチャで入手し育成するコレクターゲーム」
「キャラゲー色の強い、アドベンチャーゲーム」
というのがあっているかと思います。
アドベンチャーゲームではかまいたちの夜、逆転裁判、fate stay night
シュタインズ・ゲート等ゲームでテキストをキャラのアイコンと共に
読み進めていくものになります。
メインのストーリはー誰もが知っている、
古典小説の英雄(アーサー王、ジークフリート等)だったり、
実在の人物(ジャンヌダルク、皇帝ネロ等)を、
FGO独自のアレンジを加えて登場させます。
そういった有名な英雄たちの群像劇で、
人類の存亡をかけた事件にそれらのキャラの力を借りて、
解決していくストーリとなっています。
何も知らない人たちよりも知っているビッグネームな分、
思い入れが出たりします。
(アレンジが強いので、拒否反応が出る人もいます)
メインとなるストーリーを読んでいき、
その合間に持っているキャラでコマンド形式の戦闘を行います。
戦闘自体はドラクエやFFのコマンド形式戦闘と同じような感じで、
戦闘方法をクリックして進めます。
戦闘自体は面白いことはないのですが、
今まで育成してきたキャラが強くなっていくことが、
戦闘を通じて感じることができそれが快感となるので、
戦闘はこのゲームを構成するための必要なパーツと思います。
キャラが強くなっていくことが快感と書きましたが、
このキャラの育成がこのゲームの大きな売り込み要素と思われます。
レベル上げでキャラが強くなることはもちろん、
ストーリーに絡んできたキャラなので、思い入れが強くなっていき、
そのキャラを強くしていくことが、
このゲームを続けるモチベーションとなります。
(自分はキャラ育成はそうでもないのですが、友人の話を聞いているとはまっている人はそういう傾向にあると思われます。)
また、テキストゲームとしてのボリュームについては
500万文字と公式ページで発表されており、
文庫本が250~300ページでおよそ10万文字 なので、
50冊分の分量があります。
ソーシャルゲームではトップの多さだと思われます。
ただ、メインストーリとは異なるサイドストーリーなども多かったり、
そもそものメインストーリーも面白い章、面白くない章の差が
結構あるので、
実質的に面白いと感じれる個所は1/10ほどだと思いました。
それでも5冊分にはなるので、無料でも楽しむことができると考えれば、
かなりお得と思いました。
ストーリーの面白さで言うと、
fate stay nightというこのゲームの原点となった
アドベンチャーゲームがあり、それが楽しめる人なら、
FGO楽しめると思います。
このゲームはアニメミックスなどでも成功しているので、
そちらの方が知名度があるかと思いますので、
アニメを見て雰囲気を探るのもよいと思います。
fate stay night はスマートフォンで三部作あるうちの1部を無料で、
2部、3部が有料でできるので、
興味があればまずこちらから始めることが良いかと思います。
iphone
https://apps.apple.com/jp/app/fate-stay-night-realta-nua/id967898020
android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.typemoon.fsn2&hl=ja
良いところ
キャラゲーとして、うまくできていると思います。というのも、メインストーリーで話に絡むキャラが
そのまま育成に使えたり、そのキャラの追加の話や過去の話が
キャラを入手し育成することによって読むことができます。
メインストーリーを気に入っている人が、
特定のキャラを気に入り、それを育成したいということで、
更にFGOというゲームにのめりこむことになります。
メインストーリーが様々なキャラの群像劇で、
出てくるキャラが、最初の場面では敵で登場するも、
ストーリーの進捗により、属している組織の利害関係によって、
味方になったりと起伏に富んでおり、続きが読みたい工夫がされています。
ゲームでこそ表現しやすい、主人公以外のキャラの
時々の心情描写を細かく描かれており、
そのキャラはなぜこのような行動をしたのか、
心情・策謀・葛藤・苦悩している姿を描くことにより、
キャラに思い入れが出てきます。
そういった色々なキャラが活躍する英雄譚は読後の爽快感があり、
人気が出るのもわかる感じでした。
また、キャラが既存の有名人であることが、
思い入れをより強くさせることができているかと思います。
また、いわゆる男性キャラを女性キャラに変換する女体化をすることで、
身目麗しいキャラを収集することでコレクターの
満足感を与えてくれます。
悪いところ
キャラが既存の有名人であることが、 思い入れが出ると説明しましたが、これは悪い面も出ていて、
万人受けしない理由の一つになっているところと思いました。
というのもただでさえファンタジー系は人を選ぶのですが、
このゲームはいわゆるオタク層に受けるために、
女の子を多数出すようにしています。
その結果、普通であれば男としてある英雄が頻繁に女の子になって登場します。
例えば宮本武蔵が快活なスタイル抜群の女性で登場します。 会社の同僚に説明したときは
「頭おかしいw」
と笑ってました。私もそう思います。
歴史からすると逸脱しすぎているので、そう感じるのも当然と思いました。
私は本を読むときはいったん設定については、そういうもんだと
スルーして読むのでそもそも稚拙なキャラやストーリー等でなければ、
いったん無視して読むのですが、
こういったことが気になる人は、このゲームはやめた方が良いです。
またキャラを育てるプロセスがめんどくさすぎるのも、
このゲームの悪いところです。
今の時代、長時間の必殺技演出をスキップできないゲームをするとは
思ってもみませんでした。
かなり昔のスパロボでも戦闘シーンスキップができませんでしたが、
今やろうとすると絶対に継続できません。
めんどくさすぎます。
私はこのゲームの周回作業は
ジムでウォーキングしている時だけ行っています。
あまりにも同じ画面を見るので虚無感が強いからです。
とても集中してできる内容ではありません。
ただジムの時間つぶしと考えると、演出が多かったりして、
ボタンを押さなくてよい時間も多いので、
むしろありがたかったりしますが、こんな人は少数派と思います。
友人も「周回は苦行」と言っていました。
ガチャについて
このゲームは悪評も多く、その主たる原因がガチャにあります。最高レアのキャラの入手確率は0.8%とかなり低めとなっています。
ガチャについては、ソーシャルゲームでは
よくある手法なので、特に悪いところには入れませんでした。
ただ、このゲームのガチャの話は
よくネット上などの話題に上がっているようなので、
少しガチャのお話をしたいと思います。
私個人の見解としては
「趣味に使うお金は個人の自由なので好きな人は回せば良いが、
ギャンブル性が高すぎるため私はやらない。」
となります。
もう少し説明していきます。
まず、お金の無駄とか言われる話について、
お金の金額が多い(万単位やそれ以上)という話も出てきますが、
その人の趣味だからお金をかけることは特に悪いことだとは思いません。
旅行や車などを趣味に持つと、このガチャ以上の費用が掛かります。
なので金額の多寡や使い過ぎについては
他の趣味と何ら変わることがないので、
個人の趣向のまま楽しめばいいと思っています。
ゲームだから形に残らないという話もありますが、
旅行や食べ物も形に残りません。
記憶に残る、体験型のモノと考えれば、同じことだと思います。
ただガチャは、
「入手が不確実なものであるギャンブル」
だというところにお金をかけることへのとまどいがあります。
旅行や食べ歩き、買い切りゲームだとお金を払えば確実にその体験は可能です。
金額を支払った後も、その体験の満足感や経験を得ることができます。
ただ、ガチャだといくらつぎ込んでも入手できるとは限りません。
クリックするだけなので失敗の経験も特に得ることができません。
その入手できなかった時の虚無感を考えるとどうしても、
ガチャにお金をかけることへ躊躇してしまいます。
天井があり確実にいいキャラが手に入るような、
救済措置があればまだいいのですが、FGOだとそれもありません。
なので、私は確実にいいキャラが手に入るイベント以外は課金をしません。
そういったギャンブル性を楽しむならば、
FGOのガチャをするのもいいかもしれませんが、
その際はお金に余裕があるときにすることをお勧めします。
何も得られない、お金も残らないではあまりにも悲惨です。
ただ、この手のゲームは重課金者の方々がいなければ、
企業が想定している利益を上げられないため、
継続したサービスを提供するための体力が下がり、
結果サービスの質が下がるため、
無課金、微課金勢もゲームを楽しむということができなくなってきます。
ですのでユーザの方々は自分の許容範囲内で、冷静に対応し
ユーザ・企業の双方が納得できる形で、
ガチャをすればよいかと思います。
まとめ
いろいろ書きましたが、FGOは高い売り上げを維持するため、様々な手法を継続的に実施している、
商業的に優れたコンテンツだと思いました。
私も楽しませてもらっています。
ファンタジー小説が好きで、fgoという単語に興味をもって、
この記事を読んでくださった方には、楽しめる内容と思いますので、
インストールしてみてはいかがでしょうか。
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