ライドンキング なろう系だがなろうじゃない!その魅力について

ライドンキング なろう系だがなろうじゃない!その魅力について

個人的に今一番きている漫画ライドンキング
初めて見た時くっそ笑いました。

設定はなろう系なのに何が違うのか、なぜ面白いのか。
プルチノフ大統領の破天荒な行動、魅力等を
感想交えながらご紹介したいと思います。

簡単なあらすじ

ロシアのプーチン大統領をモチーフにした
プルジワ共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ(見たまんま)

彼は現世で乗り物欲に飽いていた。
すでに馬等の動物はもちろん、戦車や戦闘機、果ては国家まで乗りこなしてしまった。

そんな彼が現世で事故に遭遇し、異世界に飛ばされてしまします。
そこでまだ見ぬ騎乗を求めて旅をする。

元々備わっている人外の格闘能力、気力、統率力を用いて、
異世界でもその能力を存分に発揮し遭遇する問題をガンガン解決していきます。

異世界なろう系ではある

大まかなストーリーはなろう系のテンプレートを踏襲しています。
異世界なろう系とは、

  • 現世で事故が発生
  • 異世界(中世西洋ファンタジー)に転生。能力が備わる。
  • 美少女と迫りくる問題を解決
  • モテモテでハーレムを築く
    (↓こういうやつ)

の内容を踏まえたものと思っています(独断と偏見あり)。

他のなろう系漫画との違い

上記のテンプレを踏まえて、違いを見てみると

現世で事故が発生

ここは一緒。

異世界(中世西洋ファンタジー)に転生。能力が備わる。

ここはちょっと違う。
他のなろうは「転生後にご褒美スキル」という謎のシステムにより、
前世が普通、もしくは底辺でも活躍するための救済措置あり。
ただ前世もエリートは他でも少数存在する。

美少女と迫りくる問題を解決

これもテンプレを踏襲。ただ難あり(後述紹介)

モテモテでハーレムを築く

ここから違ってくる。
最初に助けた2人は確かに美少女だが、その中身は
「金にせこい剣士」「薬ジャンキーの魔法使い」と中々げすい感じで、
いきなり惚れるご都合美少女とは様子が異なってくる。
↓こいつらは惚れるではなく金づるとして近づいてくる・・・。

別にプルチノフに惚れるとかは今のところ皆無。
後に出てくるのも「性格がドSなロリエルフ」とか、
惚れられてもうれしくない面々しか出てこない・・・。

今のところ可愛いのは、鳥や熊などの動物のみ。

こっちのがかわいい!

さらに他のなろうと全然ちがっていくる箇所について、
以下に説明。
この作品が面白いと差別化しているのはこれだ!!

元々備わっている格闘技を駆使

異世界ファンタジーでは、剣と魔法を駆使して戦いますが、
現在の世界から移動したプルチノフは格闘技を駆使します。

はい、ドラゴンスクリューいただきました。
相手がドラゴンだけに(足関節とか関係ありません)。

霊長類強制騎乗術!!
・・・どう見てもパロスペシャルです。
丁寧に叫び声まで「パロォーーー!!」です。
丁寧な解説で「パローは痛みの最上級の単語」という謎の無駄設定まで付与(誉め言葉)。
本当にありがとうございます。

こんな風にリアル格闘技で敵を粉砕していきます。
他にもオークなども蹴りやプロレス技で粉砕。

またその描写がきれいで躍動感があり非常に秀逸です。
これは作者の馬場康誌さんが今まで書かれていた漫画の経験がなせる業です。

代表作品の「空手小公子 小日向海流」では打撃系格闘技の描写、
「ゴロセウム」ではのプロレス愛と組技やプロレス技をいかんなく描かれました。
それらの技術を合わせて、ライドンキングは描写されているので、
おおざっぱななろう系漫画の戦闘描写とは全然異なった迫力を出します。

けりで斧の持ち手をはじき出し相手にたたきつける描写などは、
個人的にツボ。ファンタジー世界とはいったい・・・、
というリアル描写がはまります。

シュールなギャグ

「シリアスな笑い」

バクマンは偉大な言葉を世に出してくれました。
そうそうこの表現、まさにこれが随所にでてきます。

プルチノフ大統領が初めて魔法を体験するシーン。
魔法自体はただの明かりをともす魔法。

丹田に力を入れて開放!!
スタングレネードと同等の光量で一瞬で発生、美少女が失明・・・。

はい、ひどい(ほめ言葉)

ポーションで失明を直すため、
神官が口にポーションを含み霧状に吐き出す。すっげ臭っさ。
プルチノフ「これ(霧吹きプー)は必要な行為かね?」
神官「いえ、神官長の趣味です」
はい、ひどい(ほめ言葉)

ギルドの受付嬢から
「あら、奴隷商の方です?それとも邪神系の神官の方ですか?」

・・ナチュラルにディスってきやがるぜ、こいつ。

随所にひどい行為がちりばめられ、
絵がきれいなだけに余計にギャップが生まれて、
それがシリアス、シュールなギャグとして昇華されています。

違いはあれど大筋は王道

水戸黄門のような安定感。
悪をくじいて弱きを助ける。
主人公の痛快な活劇。

まさに王道のストーリーはちゃんと存在しており、
これこれ、この展開が見たかったんだよ。
って安心して見れる安定感があります。
さすがプルチノフ大統領。

異世界もので頭空っぽのまま一気に読んで読後が爽快感に包まれる。
こういうの待ってた!

どんな破天荒な行動を見せてくれるのか!
今後も見逃せないライドンキング、続きが楽しみで仕方がありません。

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