新潟 – 佐渡間の船旅を楽しもうと思っていたのですが、
たまたま悪天候時に乗船することとなり、
とんでもない揺れに遭遇して、
人生最悪の船旅を経験しました・・・😅
あまりにも衝撃的だったその時の様子をシェアして、
お役立てしたいと思います。
ここでは、
船内の様子(悪天候時、そうでない時)、
悪天候の時はどのように準備すればよいか、
悪天候であると判断するための基準などを説明したいと思います。
船内の様子
悪天候時
私が船酔いした時の船内ですが、出航から20分すると
40年間で体験したことがない、ものすごい揺れが発生しました。
横揺れが激しすぎて、
まともに歩くことが困難で、
揺れてないタイミングを見計らって、
素早く移動する必要があります。
嘔吐するためトイレに移動するのも、
気を付ける必要があるレベルです。
泥酔した時のふらふらする感じを、
2倍ほど強くしたらあの時の感じになるでしょうか。
なので、トイレに駆け込むのは、
ぎりぎりではなく少しでも「危険、はきそう・・」と思ったら、 移動することをお勧めします。
また、
船内では「ごぅん、ごぅん」と腹の底から響く音が
何十秒か毎に鳴り響き、
不安を掻き立てられます。。
大丈夫ってわかっているけど、
船体折れないよね?沈没しないよね?
とか無駄に心配をしてしまいます。
こんな中あと90分も過ごすのかと思うと、
1分1秒がものすごく長く感じ、
絶望感を覚えながらトイレにこもっていました😅
悪天候ではない時
悪天候ではない時は、揺れはほどんどありません。
悪天候時にあった地の底から響くような音もしません。
船内移動も快適で、
外に出て、海の景色を眺める余裕があったり、
漫画を読んで時間をつぶしたりと、
快適な移動時間を楽しむことができます😊
寝転がって本を読んだり、
そのまま寝てたりすると到着するので、
新幹線よりも快適にすごすことができました。
悪天候時に向けての準備
悪天候時には以下の準備をした方が良いと思います。
横になれるスペースを確保
一番安い船賃だとフェリーには寝転がって横になれるスペースと、椅子に座るスペースがあります。
下記が寝転がれるスペース。
区切りがなく、利用者が早い者勝ちで
好きなスペースを確保します。
下記が椅子のスペース。
船酔いの時は、
椅子に座るよりも横になった方が明らかに楽なので、
乗船時間の10分前くらいに
船の入り口で並んで、
素早く寝転がれるスペースを確保した方が良いです。
エチケット袋の準備
船はものすごく揺れるため、船に強い人以外は、
ほぼ嘔吐するんではなかろうかというぐらい酔います。
私は乗り物に弱く、
嘔吐を3回しました。
私よりもマシですが、船にあまり強くない妻も1回嘔吐しました。
クルージングが苦手という方は要注意です。
ただ、
トイレに駆け込むにも
移動が困難だったり、
トイレが混雑していたりすると困るので、
エチケット袋をポケットに準備しておくことを
お勧めします。
エチケット袋は船内の複数個所で用意されているため、
前もって入手しておくと安心感があります。
悪天候の判断基準
悪天候は強風や波の高さだけでは判断が難しいです。風浪の高さとうねりの高さとで波の質が全然違うし、波の方向も関係します。
ただ、下記の条件は悪天候の覚悟が必要かと思います。
ジェットフォイル欠航(ものすごい悪天候確定)
船の揺れは天候にものすごく左右されます。私が最悪の揺れを経験した時は、
強風と雨が強い日でした。
道路から海を眺めると、
かなり波が高く、
波打つ速度も上がっている状態で、
明らかに船が揺れる条件がそろっていました。
ただ、このような天候の様子は
見る人の主観が入ることが多いので、
分かりにくいですが、
船会社がまずいと判断した利用者にわかりやすい条件があります。
それは、
「ジェットフォイルが欠航かそうでないか」
です。
ジェットフォイルというのは
船体を海に浮上させて超高速で移動する船のことです。
通常のフェリーに比べて2倍の速度で移動します。
船体も軽く、1/5ほどの大きさです。
その特性ゆえに悪天候に弱く、
天候が悪くなるとフェリーより先に欠航します。
なので、
「ジェットフォイルが欠航しているが、フェリーは運行している」
というタイミングがあるのですが、
そうなった場合は覚悟が必要になります。
冬の期間
こちらは私が体験してないのですが、佐渡の地元の方に話を伺うと、
冬の日本海はだいたいあれているので、
フェリーの移動には向かない、
かなり揺れを覚悟する必要があるとおっしゃっていました。
なので、
冬のタイミングでは船旅をあきらめるか、 ジェットフォイルを利用するかした方が良いかと思います。
さいごに
佐渡汽船の船旅は、タイミングによっては
とんでもなく揺れますが、
普段は穏やかな船旅を楽しむことができます。
もし運悪く、
悪天候のタイミングに乗船するときは、
前もって準備をし、なんとかやり過ごしてください。
それでは、よい船旅を👍
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