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日本のお城100選 会津若松城(鶴ヶ城)のレビュー。無料でも楽しめる石垣がきれいなお城でした

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日本のお城
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日本のお城のレビュー。
福島県、会津若松の若松城(鶴ヶ城)に行ってきたので
観光しやすさや観光地としての魅力のほかに、
私が実際責めたらどうなるだろうと想像してみた、
城としての防御力の高さなどをレポートしたいと思います。
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基本情報


所在は福島県会津若松市。
名称は 若松城ですが、地本では鶴ヶ城の名称で呼ばれています。

若松城(鶴ヶ城)の歴史は古く、1384年に、葦名(あしな)直盛が
黒川の地に東黒川館を置いたことが始まりとされる。
そこから伊達政宗の手に渡ったが、豊臣秀吉に会津を召し上げられ、
蒲生氏郷にわたり若松城の基礎が作られる。
そこから城主がコロコロ変わり
上杉景勝 ⇒ 蒲生家 ⇒ 加藤嘉明(ここで現在の城の形となる)
⇒保科正之(会津松平家)
と遍歴をたどります。

また、この城を特に有名にしたのが、NHK大河ドラマの八重の桜です。
このドラマの舞台で主人公「新島 八重」が
戊辰戦争の戦闘の一つである会津戦争にて、
若松城に立てこもり奮戦しています。
会津勢の立て篭もる若松城は新政府軍に包囲され砲撃を受けていますが
1か月猛攻に耐えています。

城のさらなる詳細情報は下記のwikiを参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%9D%BE%E5%9F%8E

【開城時間】
 ・8時30分~17時まで(入城締め切り16時30分)
【休城日】
 ・無休
【入場料】
 ・大人510円(高校生以上) 小人150円(小・中学生) 
【駐車場】有料  2時間300円

※2019年の情報

アクセス

市の主要駅である会津若松駅から車で15分ほどのところに
若松城はあります。

城の目の前の徒歩1分の所に、
市営の駐車場があり交通アクセスは良好です。
ただ、駅から徒歩で行くには40分ほどかかるため、
バスを利用するのが良いかと思います。

評価

交通の便:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
観光地としての魅力:4.2 out of 5 stars (4.2 / 5)
防御力:4 out of 5 stars (4.0 / 5)


※3が標準的な値。
■交通の便
車と公共交通機関でのアクセスのしやすさになります。
新幹線駅から徒歩で行けると値が上がり、
山の上の方とかで来るまでも行きにくい等は値が下がります。

会津若松駅に近く、平地続きのため交通の便は良好です。
バス停も近くにいくつかあるため、問題なく行けると思います。
車で来ても大きな駐車場(200台)が目の前にあり、
駐車料金も2時間300円と高くありません。

■観光地としての魅力
城天守閣や城の敷地としての魅力に加えて、
周辺の観光施設の充実度を表します。

城の敷地が広々とした公園となっており、
特に石垣が綺麗なため、見ごたえがあります。
また周辺に会津戦争にまつわる観光地が多くあるため、
観光に訪れるのに適しています。

■防御力
現在の状態での攻めにくさを勝手に妄想した点数。
大砲とか航空機があると拠点として意味があまりないため、
自分が槍をもって突っ込んだ場合の観点となります。

この城を攻めようとすると、
まず堀が深く石垣がかなり高く積まれているため、
城周辺にたどりつくのが大変そうです。
また、その堀が2重に作られて現存しており、
鉄砲配置の場所が多いため、
寡兵だと打たれて本丸までたどり着けそうにありません。

他の城を例にすると
姫路城はアクセス:5.0 観光地としての魅力:5.0 防御力:4.5
松本城は アクセス:4.0 観光地としての魅力:4.0 防御力:3.0
になります。例に出してもよくわからないですね (汗)

お城の様子


お城の様子を写真を交えながらレポートしたいと思います。

目の前の駐車場に車を止めて城の本丸に向かいます。
駐車場の目の前には立派な博物館がありました。
地方都市ではこの規模はなかなか珍しいです。
歴史・観光関連に力を入れている市であることがうかがえます。
入口付近の城の地図。
天守閣に通じる道の前に更に堀があり、2重構造となっています。
現在は手前の敷地はテニスコートとなっていて、
市民の方々が運動に励んでおられます。
(行ったときには2組の方がテニスをされていました。)
この城にまつわる面々が美形キャラになって、解説してくれる模様。
刀剣乱舞っぽですね。
外の堀。草がぼうぼうに育っています。
攻めてとしては隠れやすくてありがたい。
外堀の入口付近。右が打ち込み接ぎっぽく左が切り込み接ぎっぽい石垣。
石垣の積み方にも左右で差があります。
作った時代が違うのか、費用が尽きたのか・・、なんでだろう。
普通のテニス場あります。雰囲気ぶち壊しですが、
市民の憩いの場ということで、機能していると考えれば、致し方なし。
内堀と目の前の石垣。
堀と石垣の段差がかなり、かつ傾斜が大変きついです。
これを上るのは無理そう。はしごをもって堀を渡るのも無理そうなので、
素直に正面を破るしかなさそうです。
途中の道のわきにある石垣の長さが、
他のお城に比べてかなり長めに連なっています。
更に高さもあるので、これを登って攻め込むのは骨が折れそうです。
石垣に張り付いた苔むした石が、
他の観光地にない城独特の風景となって魅力的な景色を作っています。
ここを散歩するだけでも、ここに来る価値があるなーと。
城だけではなく石垣を観察するのも城廻の楽しみですね。
石垣越しに見える勇壮な天守閣。
戦後に建て直したこともあり、綺麗な状態です。
入場には510円かかります。 城の中は撮影禁止。残念!
城の目の前の広場は松の木と芝が丁寧に手入れされていて、
日本庭園としても楽しむことができます。
茶室が城内にあります。
ただ別料金がかかったため外目に見るだけで退散。
後楽園の茶室とかと雰囲気が似ているかなと思いました。
城の敷地内のあちこちに歴史の説明があるので、ありがたい限り。
やはり歴史を知ってこそ思い入れもわくというものです。
歴代城主の家紋。城主変わりすぎな感じがあります。
ただその面子が伊達政宗、蒲生氏郷、上杉景勝等、
超メジャーな面々。
城の防御をしやすくするつくりがあり。
ここで八重も走り回って戦ったのでしょう。
当時23歳の娘さんが戦争で奮闘したというのは頭が下がる思いです。
平和な時代がありがたい。
堀を見るとあの鯉でかすぎやろ!
とびっくりしたのですが、ただの置物な模様。
城の外、駐車場の横に新島 八重さんの銅像が。
母校にゆかりがある方なので、思い入れも深いです。
当時の奮戦に思いを忍ばせて合掌。

まとめ


アクセスも良く観光地として大変魅力的なお城だと思います。
石垣を色々見ながら散歩するだけでも楽しいので、
お近くに来た際はぜひ、足を向けてみてください。

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