感想をレポートします。
中善寺金谷ホテルは、
金谷ホテルグループとしては明治から、
中善寺金谷ホテルは1940年からと、歴史ある老舗ホテルです。
奥日光の中禅寺湖の目の前に建てられており、
周辺にも奥日光三大瀑布や日光いろは坂といった有名観光スポットがあり、
抜群のロケーションとなっています。
老舗ホテルならではの重厚な建物、
100年以上受け継がれる伝統の正統派フレンチは、
歴史に裏付けされた雰囲気を楽しむことができます。
評価
食事: | (4.5 / 5) |
ロケーション: | (4.3 / 5) |
部屋設備: | (3.5 / 5) |
施設設備等: | (4.0 / 5) |
温泉: | (4.0 / 5) |
コスパ: | (4.0 / 5) |
満足度: | (4.2 / 5) |
星5:日本有数、文句なしレベル(ミシュラン3星)
星4:素晴らしいレベル(ミシュラン1星)
星3:満足できるレベル(おいしい料理屋)
星2:悪くはない(チェーン店上位)
星1:ちょっと物足りない(チェーン店レベル)
良いところ
建物、エントランスのすばらしさは、さすが日本最古のリゾートホテルである金谷ホテルの
系列だと感じました。
暖炉と豪奢な階段の木の使い方は、
今ホテルを建ててもなかなかできない、
贅沢なつくりとなっています。
料理も金谷ホテル伝統の技が受け継がれており、
非常に丁寧な技が施されており、
同じステーキ一つとっても、
こちらのほうがおいしいと感じることができました。
ロケーションも素晴らしく、
自然に囲まれたホテルからすぐでて、
散歩すると目の前に中禅寺湖の遊歩道があり、
非日常を演出してくれます。
中禅寺湖周辺の繁華街から離れているのもよいところです。
悪いところ
不満に感じたところは特にはありませんでした。しいて言えば、
部屋の作りがいたって普通でした。
この価格帯だとユニットバスではなく、
風呂トイレは別のほうがありがたいかなと・・・。
あとロケーションは素晴らしかったのですが、
昼間は車の通りが意外とあり、
部屋から車の通りすぎる音がするのが少し残念でした。
もうちょっと高台とかにあれば、
音も軽減されたかもしれません。
料金、プラン
公式ページは以下の通り。https://www.kanayahotel.co.jp/ckh/
今回は2連泊してプランはそれぞれ以下の通り。
いずれもスタンダードツインの部屋です。
■1泊目
奥日光お手軽旅~メイン料理1品のライトディナーコース(夕朝食付)
20,328円
■2泊目
森の晩餐~美食家の貴方へ
~栃木の贅を尽くした≪新メニュー≫スペシャルディナー
25,080円
■チェックイン:15:00~
■チェックアウト:11:00
チェックアウトが11:00でゆったりできるのはうれしい限り。
アクセス
中禅寺湖の目の前にありつつも、観光向け売店通りの喧騒からは離れている素晴らしいロケーションです。
少し奥まったところにホテルはあるので、
道路は見えにくくなっているのもよいです。
パブリックスペース
ホテルのロビーに配置されている暖炉、調度品やソファー、吹き抜けの階段に目を奪われます。
階段の木の手すりや子柱などの作りが重厚で、
細かな装飾も施されているおり、
すごく贅沢なつくりに圧倒されます。
こういうところでいいホテルに来たんだなーと、
期待感が高まります。 金谷ホテルのオリジナル商品がおいている、
こじんまりした売店です。
金谷ホテルの百年カレーパイがおいしいのですが、
予約が必要なので、気になる方は予約をお忘れなく。
部屋の様子
リゾートホテルの一般的な広さで30㎡です。ベットのスプリングは十分で快適に眠ることができます。
窓の外にはゆっくり外の景色を楽しめるスペースがあります。
ただ、昼間は意外と車の音が聞こえてくるのはちょっと残念。 ユニットバスなのは少し残念ですが、
十分な広さときれいさがありますので、
快適にお風呂も入れます。
ドライヤーが部屋に備えてありますので女性も心配なし。 部屋着は浴衣しかない、かつ、
ホテル内はそれでは移動できないので、
少し不便ではあります。
クラシックホテルなので、作務衣などのあまりリラックスしすぎる格好は
NGというところでしょうか。
温泉
画像は公式のものを引用しました。詳細な紹介は以下の公式ページを参照。
内湯と露天風呂があります。
https://www.kanayahotel.co.jp/ckh/soraburo/
最大8人までの広さで、
客室数もそこまで多くないため、
大体1人、多くて3人いるかなという感じで入ることができました。
硫黄泉(硫化水素型)で源泉かけ流しで、
高温のため温度調整で加水されています。
さらりとした癖の少ないお湯のため、
長時間のんびりとつかることができます。
夕食その1
夕食は1階のレストランでいただくスタイルです。内容はフレンチのコース料理となります。
1日目はメイン料理1品のライトディナーコースです。 どのような食材を使用しているかの説明。
地元の食材をふんだんに使っているのは、
旅行している気分をあげてくれます。 オードブル、
トウモロコシの甘みが素晴らしい。 季節のポタージュ。こちらはかぼちゃのポタージュ。
かぼちゃの甘みがスープに凝縮され、非常に濃厚。
コーンポタージュよりおいしいかも。
コーヒーの隠し味により、苦みがほんのり効いていて、
一般のかぼちゃポタージュより複雑な味が非常に美味でした。
夕食その1では一番おいしかったかもしれません。 金谷ホテルのパン。
パンもおいしく抜かりはありません。 選択式メインディッシュの魚、ヒメマス。
たんぱくなでやさしい味わい。 選択式メインディッシュの肉、とちぎ夢ポークのソテー。
おいしい肉をさらにジューシーに火入れしており、
おいしかったです。 トマトのサラダ。 デザート。
夕食その2
栃木の贅を尽くした≪新メニュー≫スペシャルディナー。 栃木しゃもと日光湯葉のテリーヌ。 季節のポタージュ。こちらはゴボウのポタージュ。
ゴボウの風味が効いてて程よいアクセント。 2人で来たので、片方はコンソメを選択。
おいしいコンソメなのですが、
あくまでもこれはベースとなるスープのため、
ポタージュのほうが味的にはおいしいと感じました。 日光産ヤシオマス。
火入れが丁寧でうまさが引き出されています。
周りのソースも非常に美味。 とちぎ和牛のフィレ肉のポワレ。
夕食その2ではこちらが一番おいしかったです。
肉の素材そのもののおいしさと、
火入れの丁寧さが相まって、
非常に柔らかくジューシーなうまみが広がります。
ここ最近食べたステーキでは一番おいしかったです。
付け合わせの紫芋が刻み方と焦げの風味も素晴らしい。 トマトとクレソンのサラダ。
肉の後にさっぱりとしたものはありがたい。 本日のデザート。
朝食
朝食は、卵料理をスクランブルエッグ、オムレツ、目玉焼きから選択可能。
ただ、オムレツ一択な感じがしました。
まとめ
日本有数のクラシックホテルは、その歴史に恥じない素晴らしいホテルでした。
伝統が受け継がれるフレンチ料理は、
丁寧な仕事が光る素晴らしいもので、
非常に満足度が高かったです。
奥日光の観光にもってこいなロケーションを持つ、
中善寺金谷ホテル。
東京からもきやすいですし、
近場で癒しの旅行を求めている方は訪れてみてはいかがでしょうか。
おすすめです!
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