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シエンタファンベース 車中泊 改造なしで大人が二人、足伸ばして寝れます

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01_旅行用具・ファッション
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車中泊をしたいけど、
スーパーでの買い物など普段使いも重要という方に、
非常におすすめな車種、
シエンタファンベース。

大型過ぎないため私のような二人家族でも
不満なく使用できる利便性もありつつ、
非常に広いスペースを確保できている、
優秀な車だと思います。

今回は実際に買って、車中泊した感想と、
その時に使用した道具の色々を紹介したいと思います。
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基本スペック

2代目のシエンタ。
それをさらにラゲッジスペースを重要視してアクティビティ目的に
振った車種がシエンタファンベースとなります。
新車価格は206万円~。

基本的なスペックは以下の通りです。

全長×全幅×全高4260× 1695× 1675mm
室内長×室内幅×室内高1900×1490×1280mm
JC08モード燃費20.2km/リットル
実際の燃費平均(高速道路)18km/リットル
実際の燃費平均(一般道)15km/リットル

室内長が1900mmとありますので、
家で普通に使用するマットレスが使用可能です。

現状、私はニトリのセミダブルのマットレスを敷いており、
長さ的には無理なく入っている状態です。

すでにニトリのマットレスや
西川の無圧布団を使用しているよ、という方は
それをそのまま格納して使用すると、
普段の睡眠とほぼ同じ感じで車中泊することができます。

コアラマットレスなどのものすごく分厚いものだと、
持ち運びが大変なのと、分厚すぎて高さが圧迫されるのであまりお勧めは
できないです。

また、このサイズの車種にしては思ったよりも燃費が良かったです。
近所での買い物といった普段使いとしてもそこまで不満はありません。

(ヴィッツが21.8km/L、ヴォクシーが13.2km/L)

さらに詳細な情報は下記の公式ページで参照できます。

実際の車内の様子(オプション・改造なしでフルフラットになります)

シエンタファンベースは2シート5人乗りですが、
2シート目が前に倒せてフルフラットの状態になります。

シートを倒すやり方は簡単で、
レバーを引いたらがこっと下がるので10秒もかからず
対応することができます。
いつもは2列シート、
車中泊するときは1列シートとかも容易にできます。
(我が家は2人家族なのでいつも倒して1列シートで使用しています。)
下から覗いてみても、
ほぼフルフラットになっているのがわかります。
特に追加オプションや改造を行わずとも
簡単にフルフラットの状態にすることが可能です。


フルフラットにした状態だと170cmの身長の私が、
足を延ばして寝転がることができます。
ニトリにマットレスのお試しコーナーがあるので、
そちらで寝転がって問題なければ大丈夫かと思います。
おそらく身長180cmくらいであれば足を延ばして寝転がることができそうです。
ただ、何も敷くものがないと、
ちょっとした隙間があるので、
上に何か敷くことでより快適に車中泊ができるようになります。
私の場合はニトリで買ったマットレスを敷いています。

そもそも何もないと硬くて寝転がるのがきついし、
下記の真ん中にあるちょっとした隙間が、
腰に容赦なく当たってきついです。
何らかの敷物が必要です。

前の座席を最大限、前にずらすと、
下記のような隙間ができます。
この隙間を埋めると190cmの縦幅が生まれるため、
大体の人が足を延ばせて眠ることができる、
空間を確保することができます。

私の場合はクーラーボックスを下に入れて、
少し浮いた隙間に枕を入れて
隙間を埋めています。

フリードと比較してシエンタにした理由

車中泊ができて、普段使いもよく、燃費もそこそこといった、
似たような目的の車種で、
ホンダのフリードも検討したのですが、
フルフラットの状態の違いによって
検討から外れました。

シエンタは上記のように2列目シートが足元に隠せて、
フルフラットの状態になります。

それと比較するとフリードは、
2列目シートが足元に隠すのではなく、
以下のように前に折りたたむような感じになって、
オプションなしだと室内長がシエンタより短くなってしまいます。
室内長は
フリードが185cm
シエンタが200cmほど。


この15cmが結構響きます。
ホンダ公式ページから引用

これだとマットレスをそのまま敷くのが難しくなります。

あと、このタイプだと、
椅子をたたんだ状態では
運転席や助手席のシートを倒しずらいというデメリットもあります。
普段、シートを倒しっぱなしにしているような使い方だと、
助手席を思い切り倒したいといった場合、
できないので、地味にストレスが溜まります・・。

ただ、上記のタイプもメリットがあります。
下に沈めるシエンタは折りたたんだシートの上にスペースがあるため、
天井までの距離が短く、
自転車をそのまま格納するということができません。

車高が必要という場合はフリードのほうが優れているかと思います。

車内で快適に寝るために必要な装備

車内で快適に寝るために必要な装備を説明します。
今まで多くの車中泊や休憩の仮眠をしているのですが、
これは必須で必要だというものと、
あった方が快適なものといったものがあります。
必須で必要
・マットレス
いくらフラットであっても、多少凸凹しているので、
何か1枚板のようなもので覆わないと腰が曲がったりして苦痛です。
また、下がオフィスビルの床のような硬さなので
そのまま寝ると体中が痛くなります。

あった方が快適なもの
・銀マット(冬の寒い地域で車中泊する場合は必須寄り)
・光を遮るサンシェードやカーテン
・収納ラック

なくても寝ることができるが、
あった方がより快適に過ごせます。

マットレス

凸凹を解消することと、
快適に寝るための柔らかさを確保するため、
一石二鳥の活躍をするのがマットレスです。

マットレスといっても、
車用のものである必要はありません。
⇒私が探した感じでは車用は厚みが薄いものが多く、寝心地が良くありませんでした。
 寝心地も重視するなら普通の寝具マットレスの方が選択肢が多いです。

厚めの寝具用マットレスは寝心地もよくおすすめです。
ちなみにエアマットは場所を取らないのですが、
設置時、収納時がものすごくめんどくさいため、
あまりお勧めできません。
そのまま放置して使用するにしても、空気がだんだんと抜けます。
また、耐久面でも難ありです。

ニトリで買ったマットレスを設置すると以下の感じになります。
このマットレスはセミダブルなので、
横幅が少し足りず、だぶつく箇所がありますが、
気にせず押し込んでいます。
バックドアから布団を敷いた様子です。
左側がたゆんでしまってますが、
寝る分には特に問題ないです。

敷いているのはセミダブルなので、
シングルならば、たゆまずにきれいに敷くことができるかと思います。
ただ、大人2人寝るにはセミダブルをお勧めします。

セミダブルだと肩も当たらずゆとりをもって寝ることができるので、
ビジネスホテルで寝るのとそこまで変わらないくらいの
寝心地で過ごすことができます。
私が購入したマットレスは
ニトリの「点で支える体圧分散 敷布団 セミダブル」
です。
これはマットレスで有名な西川の無圧布団と似たような構造をしていて寝やすい、かつ
お値段も税込み18900円と
本家に比べてお安かったのでこちらにしました。

家で使用している西川の無圧布団とあまり遜色ない使用感で、
厚さも7cmあって、シエンタの凸凹をうまく吸収してくれているので、
非常に寝心地が良かったです。

かなりおすすめできる商品と思います。

冬用の銀マット(冬でも快適にすごせる装備)

12月を超えて外気温がマイナスになってくると、
マットレスだけだと底冷えしてきます。

そのために冷気をシャットアウトするための
装備があった方が良いです。
マットレスのみで11月の長野県を車中泊したのですが、
背中からちょっとひんやりとした空気が当たることを感じたので、
冬になると寝るのがきつそうと思われます。

ただ、装備といってもそこまで高いものでなく、
ホームセンターで売っている、
リビング用のアルミシートで十分効果があります。


写真のものは3畳(180×240cm)のもので、
大きい方が底からだけではなく、
下敷きで余ったシートを横までたたせれば
横からの冷気も防ぐことができるのでお勧めです。

厚さは8mmのものを使用しており
DCMホーマックで2500円ほどで購入しました。

これで、冬の長野県の諏訪湖SAで車中泊しました。
掛け布団は家で使用している羽根布団と上に毛布を敷いて寝ました。

この装備で外気温マイナスの夜でも
何の問題もなくぬくぬくと寝ることができました。


この調子ならもうちょっと寒い時期や地域でもいけそうですね。
ちなみに冬以外に使用しても問題ありません。
私は直接車の設置面と布団が接触するのが、
何となく嫌なので常に銀マットを敷いた状態にしています。

光を遮るサンシェードやカーテン

快適に朝まで眠るためには、
光を遮る装備があった方が良いです。
朝5時くらいになると朝日が車内にも届いて、
起こされてしまいます。

サンシェードや遮光カーテンがあると自分たちが起きたい時間まで、
寝ることができます。

サンシェードは、以下のような、
ガラスに吸盤で接着するタイプのシエンタ用のものが
amazonや楽天で購入することができます。
価格は8000~20000円ほど。分厚さや素材で値段が変わる模様。
「シエンタ サンシェード」で検索すると色々出てきます。

サンシェードは設置するのも簡単で、
2人で5分くらいでできます。
ただ、問題点もあって、吸盤の接着がいまいち弱く、
結構な頻度で落ちてきます。
特に後面のバックドアガラスのものが面積が大きく重いため、
1日1、2回の頻度で落ちてきたりしました。
(前面は前の日よけのサンバイザーで引っ掛けると落ちてきません)

以下、落ちてきた時の防止で、
マウンテンパーカーを磁石で張り付けた様子。
この時は1個分しか磁石がなかったので2つつければそこそこ、
行けそうですが、真ん中に隙間が発生しそうな感じ。

それが面倒なので、
バックドアガラスの箇所だけ、
遮光布 + 強力磁石で覆うことにしました。
ユザワヤで遮光布は100cm * 150cmが1100円で購入できました。
後は100均のダイソーで磁石を400円分購入して、
貼り付ければOKです。

そうやってサンシェードと遮光カーテンで覆った、
8:30頃の車内の様子が以下の通り。
隙間から光が入ってきますが、私的には何とか許容範囲です。
近所にユザワヤなどの手芸やがない場合、
amazonや楽天で「遮光 布」で検索すると、何件かhitするので、
そちらで購入するのもよいかと思います。

ただ、全面遮光布にしようとしても、
サイドの窓には磁石でくっつける場所がないため、
自分で磁石をくっつける何かを設置するなどしないとできません。

収納ラック

寝るときに眼鏡やスマホを、
布団の上などに置くと、
次の日どこかに行ってしまって探すのが一苦労という感じになります。

そこで、座席の背面に設置できるような収納ラックがあると便利です。

収納ラックといっても、
特に専用のものは必要なく、
小さい鞄をヘッドレストのところに設置するだけでも
十分に収納の役割を果たしてくれます。
最初はスーパーのレジ袋を設置していましたが、
深さと耐久性に難ありだったので、
家の中を探したところちょうどよい小さな鞄があったので、
それを以下のように設置しています。
ただ、専用のものはジップがついていたり、
浅めの収納、深めの収納が数多くあったりして便利なので、
3000円前後ほどの出費ができるなら、設置をお勧めします。
我が家では普通のカバンを1個、専用のラックを1個設置しています。

普段使いの様子

車中泊をしない普段の様子は以下の写真の通りです。
3つ折りのマットレスを、
折りたたんでそのまま車に格納しています。
写真ではマット、銀マットもたたんでますが、
たたまずにそのまま放置の場合も多いです。


マットレスは結構大きい荷物なので、
部屋に置くと非常に邪魔なため、そのまま車に放置です。
その方が、片付けの時間もなく便利です。
(私が2人家族なので、できる手段かもしれませんが、、、)

シエンタファンベースは荷物を置くスペースが
広いため、マットレスがあったとしても、
そこまで困ることはありません。

スーパーで買ったものを買い物袋に入れ、
横に置いたり、マットレスの上に置いたりしているので、
荷物の出し入れに困るといったことは
今までありませんでした。

写真ではマットを縦においてますが、
横に置けば2列目シートを建てて戻すという
使い方もできます。

まとめ

シエンタファンベースは
特に追加オプション、改造を行わなくても、
車中泊を行うためのスペースを確保できる、
使い勝手の良い車種だと思います。

普段使いがしんどくならないサイズ感だけど、
車中泊やキャンプでも余裕で対応可能と
使用用途が幅広く買ってよかったと思いました。

2人でも余裕をもって寝ることができるので、
今後もいろいろなところに車中泊で旅をしていきたいと思います。

非常におすすめの車です。

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