メレルのカメレオン(CHAMELEON)をレビュー。滑る。雨の街中では。

メレルのカメレオン(CHAMELEON)をレビュー。滑る。雨の街中では。
メレルのカメレオン7(CHAMELEON7)のレビューを
レポートしたいと思います。
カメレオンといえば滑ることが評判で、
検索キーでも滑るが上位に来るほど。
そこでカメレオン7ではどうか確かめてみました。

ちなみに同じメレルから出ている
モアブ2(MOAB 2 )のレビューもしていますので、
よろしければ以下を参照ください。
https://ujise.com/2019/07/14/post-1191/
こちらはほとんど滑りませんでした。

また、街中ではける防水で滑りにくい靴をお探しならば、
ノースフェイス べロシティ ゴアテックスが
おすすめです。こちらも詳細をレポートしていますので、
よろしければご参照ください。
https://ujise.com/2019/09/16/post-2385/

結論

結論を先に言ってしまします。
その真相を確かめるべく色々歩いてみた結果、
確かに滑りました・・・・雨の日の街中で・・。

本来の使い方である軽登山やハイキングや、
晴れの日の街中ではなどでは滑らず特に問題はありませんでした。
履き心地はニューバランスのスニーカーとよく似ていて、
歩くのに疲れる感じはしないです。

ただ、雨の日の街中ではすごい滑りやすく、
代々のカメレオンが街中での利用としても人気があったことが、
滑る風評被害をもたらしていると思いました。
まあ、実際に滑ったので仕方がないのですが、
キャラバンとかのガチ登山靴は街中で履こうとはあまりしないので、
カメレオン7の評価はかわいそうな感じがします。

以下にどのようなシーンで利用したか、
その時にどのような履き心地だったかの詳細をレポートしたいと思います。

購入目的

今回私がカメレオン7を買った目的について、
梅雨の時期に靴が雨でぐしょぐしょになるので、
それを防ぐため防水の軽く履ける靴を探していました。
その用途にがっちりと合うのがカメレオン7でした。
見た目はスニーカーで歩き心地もよく、かつ防水。
意外とその用途に合う靴ってないんですよね。

対抗馬でニューバランスのNW880とミズノの靴でしたが、
ニューバランスの方は
私が靴屋に探したときには4Eのサイズがおいてあり、
横に広くちょっと合わなかったです。
ミズノは足の形が合わなかったので、
カメレオン7の方を購入しました。

以下はl-breathの御茶ノ水店での写真
(購入もこちら、種類が豊富で店員さんもちゃんと商品知識を持っておられておすすめの店です。)
説明でもハイキングなどの低登山やタウンユースが
お勧めの利用シーンでした。
野外フェスでは、泥の地面を歩くシーンも多く、
山向けの機能を持ち、それでいて歩きやすいというこの靴が
「野外フェスの定番ギア」となるのもうなづけます。

カメレオン7の情報

私が購入した
CHAMELEON7 STORM GORE-TEX
カメレオン7の情報を説明したいと思います。
公式ページは以下の通り。
https://www.merrell.jp/product/men-chameleon7-storm-gore-tex/

基本情報

基本情報は以下の通り。
アッパーにGORE-TEXとソールにビブラムソールといった、
機能に定評がある素材を採用しており、
雨対策もばっちりで登山での性能は申し分ないといえます。
重さはMOAB2が422gなので若干軽いですが、そこまで差は感じません。
値段15,800+税
WEIGHT410g
アッパーバリスティックメッシュ、GORE-TEX
ソールビブラムソール
メーカーの説明は以下の通り。

軽量化と安定性の両立を実現させたメレル独自開発のフットプレート「FLEXPLATE™」をアウトソールに搭載した高性能ハイキングシューズです。
硬度とひねりに対する強さを持たせた
TPU 素材のプレートを つま先からかかと部分まで
包み込むように覆うことで、
尖った岩などの障害物から足を保護するとともに、
靴のねじれの抑制と安定性を向上させました。
また、「FLEXPLATE™」を採用することにより、
ソールに使用するラバーを最大限減らすことが可能となり、
25%の軽量化※を実現しました。
アッパーにはバリスティックメッシュを使用し、
さらに「GORE-TEX®」も搭載。
CHAMELEON シリーズのコンセプトである“順応性”と“汎用性”も継承し、
タフなコンディションにも適応。豊富なカラーバリエーションも特徴です。

店員さんの説明

「メレル側も滑るという風評は大変気にされており、
今回のカメレオン7はその辺をかなり意識して作成されているので、
もう滑ることはない状態でリリースしています。」
とのことでした。
メーカーの人は雨の日の街中や、沢の石続きの個所を
テストケースに入れた方が良いと思います。
そうしない限りこの評判は覆りそうにないと思います。

アッパー

アッパーはバリスティックメッシュで、
シンプルに色が統一されており、
ザ登山靴といった見た目ではないため、街中で履きやすいと思います。
(ただ、それが滑るという風評被害の原因になるとは・・・)
色が6色展開と豊富でした。
その中でも黒色が自分的にはかっこよいなと感じました。
サイドもメッシュがいい感じ。

ソール

メレル特有の丸い形をたくさん採用した独特の形状をしています。
同じくメレルから出されているモアブ2では、
ここまでまるいソールではありません。
ちなみにモアブ2のソールはこちら。
まるいものがありますが、他にもいろいろなパターンで構成されています。
更に他の定番登山靴、キャラバンのC1_02Sとも比較。
こちらはキャタピラーのようなソールをしており、
ソールの硬さもこちらの方が硬く、曲がる柔軟性は少ないです。
ただ、曲がらない方が本格登山靴としては足をぐねることもないので、
本格的な登山のこちらの性質の方が良い場合が多いです。
半面、軽登山や街中ではカメレオンやモアブの方が足が楽なため、
歩きやすくはなるので、使用用途に応じて使い分けが良いかと思いました。

実際に履いてみた感想

実際に履いてみた感想を路面の写真とともに解説します。
晴れの日の街中、雨の日の街中と
軽登山で履いてみました。

街中(晴れの日)

特に問題なく歩くことができます。
キャラバンのようなザ登山靴と比較すると、
ソールの硬さがカメレオン7の方がやわらかいので、
街中ではカメレオン7の方が歩きやすいと思います。
ニューバランス880シリーズのような街中ウォーキングシューズと
比較してもそこまで遜色はないので、
登山と街を合わせて楽しむ旅行などでは、
大活躍すると思います。

街中(雨の日):これは滑る

このシーンでかなりの問題が発生しました。
街中のタイルのような路面では
ニューバランスの880やアディダスのウルトラブーストといった
普通のスニーカーに比べて、明らかに滑りました。

おそらくカメレオン7のソールの形状が、
路面をつかむ面積が少なく、突起が高く、硬いのが、
滑る原因となっているのではないかと思いました。 下記のようなコンクリートなどの路面では特に滑らないのですが、
こと下記のようなつるっとしたタイルになると滑ります。
タイルが多い場所としては、
電車の改札や凝った商店街の路面
(私が試したのは新宿東口商店街あたり)
は滑りやすくなるので、そのような路面を見たら注意して、
歩くようにしてください。

つるっといくタイミングが体感1.5 – 2.0倍は増えていると
思いました。
駅や電車のホームでは段差も多く、つるつるした路面が多いため、
雨の日は特に注意が必要となるかと思います。

ビブラムソールの靴で比較(ベロシティニットゴアテックス)

雨の日の街の滑りやすさを
同じような ゴアテックス 、ビブラムソール を使っている
靴で試してみました。

比較対象はノースフェイスから出ている
ベロシティニットゴアテックスインビジブルフィットです。
こちらは、カメレオン7の代わりを探していた時に見つけた商品です。

使い慣らしていない状態で発生するゴムの摩擦が効かないような、
初期の不具合があるかもしれないので、
ほぼ同じ素材(ビブラム)で、
そこまで使用していない状態(4,5回程度)同士で、
念のため比較してみました。

ソールの状態はそれぞれ下記の通り。
(画像はそれぞれ、新品の時の状態)
左がカメレオン7で
右がベロシティニットゴアテックスインビジブルフィットです。
見てわかる通り、
カメレオン7の方が道路との設置面積が少ないです。
結果についてはカメレオン7の方が滑りました。
スパイクのような溝のパターンと硬さが
都会のフラットで、硬く、滑りやすい道には、
合っていないと思われます。

ビブラムソールの種類と柔らかさについて

雨の日の滑りにくさを求めるとソールは
接地面が多く、柔らかい方が滑りにくいようです。
これはスタッドレスタイヤの理論を参考に考えました。
いわく「道の表面は凸凹しており、
そういった路面でも走行できるためにはタイヤのゴムが柔らかく、
路面の凸凹に合わせて密着できることが重要」とのこと。
靴でも滑ることに関しては同じことが言えると思います。

ベロシティニットゴアテックスインビジブルフィット ではVibram®XS
を使用し硬度値 67-73 に対し
カメレオン7は・・・ビブラムの細かい種類はHPで書いてませんでした orz
この辺がわかればもっと原因が追究できそうです。

ビブラムの種類は下記のページを参考にさせてもらいました。
わかりやすく掲載されていて、大変参考になりました。
ありがとうございます。
https://corno-shoes.com/158.html

登山だと、凸凹の地面をしっかりと食い込んで歩くといった用途が多いので、
スパイクのようなソール面を使用していると考えると、
この結果はやむなしかなと思いました。

軽登山(雨の後でぬかるんでいる)

雨が降った後に歩いてみたのですが、
この場合はそんなに他の登山靴と変わりはない感じがしました。
特に滑りやすいといった感じはしなかったです。
やはり路面が土や石などでは、でこぼこしたソールが
しっかり路面を噛んでくれると思います。

まとめ

使用用途によって、滑る場合があるカメレオン7。
確かに滑ったので、メレル様にはもっと改良された、
街中で使用しやすいカメレオンを開発していただきたいと思います。

ただ、滑るとは言っても、
それは雨の日の街中だけでありメレルの靴は履きやすくて
私は好きです。ですので今後も新作が出れば購入していきたいと思います。

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