PREDICT SOCをはいたので、
レビューしたいと思います。
結果としては、
かかとが合わず、どうやってもこすりつける感触になってしまい、
皮がむけてしまったので、使用を断念しました。
靴のコンセプトや歩き心地はよかっただけに残念です。
では、どのような商品だったのか
以下に詳細に説明しますので、
よろしければご参照ください。
商品情報
サロモン(SALOMON)の公式の商品ページは以下の通り。Salomon: サロモン公式オンラインストア
1947年、フランスアルプスの麓アネシーを拠点に誕生。トレイルランニング、ハイキング、スキー、スノーボードなど、 様々なアウトドアにお使いいただける、ウェア、シューズなど革新的な製品を提供しています。
商品説明は以下の通り。
公式説明
- ランニングやその前後に快適な履き心地を約束する PREDICT SOC。
- 解剖学に基づいて分離したミッドソールとアウトソールにより、関節のストレスを軽減し、足の自然な動きを生かしたより滑らかなライド感を実現しました。
- Anatomical Decoupling と優れたクッション性のある EnergyCell™+ を組み合わせることで、足の自然なフレックスが可能になり、必要に応じて適度な安定性が得られます。
- 柔らかく高品質なニットと革新的なハーフブーティ構造により、靴下のようなフィット感を実現しました。
渋谷のサロモンで購入した時に店員さんに聞いた話だと、
サロモンは最近スニーカー分野に力を入れており、
特にけがをしないようにすることを主眼に置いて、
開発をされているとのことでした。
ナイキのカーボン入りランニングシューズとかのように、
速く走るということよりも、
練習やダイエット安心して使用できるように、
初心者に優しい靴を目指されています。
開発スタッフも、元ナイキやアディダスといった、
スニーカー大手のスタッフが入っており、
高品質のものを作っているとの話でした。
基本情報
値段 | 15400円 |
重さ | 258g |
アッパー | ニット系アッパー。 |
ソール | サロモン独自のラバーソール |
アッパーはアディダスのウルトラブーストや
ナイキのフライニットと同じ感じのニット系アッパーのため、
指のあたりが優しく誰にでもマッチします。
靴の軽さはナイキやニューバランスといった、
他のスポーツメーカーのものと比較してもそこまで変わりません。
ナイキのペガサス37が280g 、
ニューバランスのM1040が280g、
アディダスのウルトラブーストが312g
といったようにランニングシューズは
だいたい200~300くらいの重さなので、
ランニングシューズの中では少し軽い方です。
アッパー
アッパーはニット形状です。かなり柔らかく伸びる素材のため、
指あたりが痛くなるといったことは全く心配しなくてもよいです。
私の場合、上記の赤丸の箇所の小指が少し出っ張っており、
ここが当たって痛くなることがたびたびあります。
このため靴選びの時には問題となる場合があるのですが、
このスニーカーだと、
出っ張って布にあたっても痛くないので、
全く問題なかったです。
アッパーは甲の部分、かかとの部分を
覆うように硬めの固定素材が配置されていて、
ひもは安定して固定することができるので、
すかすか抜けるといった不安定さも特になかったです。
かかとの箇所にひもがついており、
簡単に足をとおせるように指での補助が容易にできるようになっているが、
結構便利でした。
この仕様は登山靴でよく見られるつくりで、
メレルやノースフェイスでも取り入れられています。
さすがアウトドアブランドのサロモンといったスニーカーです。
ソール
かなり厚めのソールです。またグリップ力を持たせて安定感を図るようにされているため、
接地面は多めになっています。
ソールの厚さは結構あります。
そこそこ厚みがあるアシックス ゲルニンバスと比較しても、
遜色ない、もしくはPREDICT SOCのほうが若干厚みがあります。
街中を長時間履いてみた感想
街中で長時間歩いて確認してみました。青物横丁周辺をうろうろして約5km、
時間にして約1時間、
歩数では10000歩くらいになります。
感想としては、以下の通りでした。
歩いて30分程は特に問題なく、
けがをしないように作ったといわれるだけのことはあり、
安定性とクッション性が両立された歩きやすい靴だと思いました。
ただ、しばらくするとかかとの方から痛みが発生。
どうもかかとのそりかえりがちょうど皮を削ってしまっていて、
私の足の形状にあわないことがわかりました。
かかとの箇所が少し硬い素材であることも
原因の一つかと思われます。
どうにも歩くことが困難になってきたため、
長時間使用の検証をあきらめて家に帰ることにしました。
家に帰って見てみると
下記のような感じで皮がむけてしまいました。
後日何回か試してみたのですが、
やはりかかとの当たりが強く、
痛くなってしまったので使用を断念することにしました。
かかとを比較
かかと付近で痛みが発生するため、なぜそうなってしまったか原因を追究するために
他のスニーカーとかかとを比較してみました。
まずはアディダスのウルトラブーストと比較。
アディダスのウルトラブーストは
かかとが外に逃げるようなむき方に対して、
PREDICT SOCは内側にむく形状となっています。 ナイキのペガサスと比較しても同じような感じ。 外側にそるような形状だと、
若干すぽすぽ抜けるような感じになってしまうため、
すっぽり覆うようんな安定感がなくなってしまいます。
登山靴だと安定感重視のため、
もともとアウトドアブランドのサロモンでは、
かかともそういった包む形状を好んだのでしょうか。
次にアシックスのゲルニンバスと比較。
こちらはそる方向は同じく足元に向かうような形状です。
ただ、外側の素材がアシックスのほうが柔らかいため、
皮を削るといったことはありませんでした。
形状と素材の問題で私の足のかかとを
削るようになってしまったようです。
他シューズと比較
運動靴やビジネスシューズも含めた歩きやすさを表形式で比較しました。
他の靴の詳細なレビューは下記のページで見れますので、
良ければ参照ください。 表の見方については以下の通りです。 分類については、
以下の通りの履き心地となっています。
今回の サロモン PREDICT SOCは
測定不能
となりました。
私の足に合わなかったのでお勧めかどうかも不明です。
最初歩いた感じからすると、
かなり歩きやすく足の痛みもほぼないことから、
アディダスのウルトラブーストや
アシックスのゲルニンバス等とあまり変わらない
歩行性能はあるかと思われます。
ただ、私の足の形には合わないのが残念です・・。
かかとの形状からランニングのように前傾姿勢となることが
想定されており歩行には向いていないかもしれません。
分類 | 靴名 | 備考 |
---|---|---|
高機能シューズ | ニューバランス MW1880 | 他に比べてより私の足の形に合っていた |
高機能シューズ | Cloud 5 Waterproof | 靴ひも結ばなく手もよいのが便利 |
高機能シューズ | メレル MOAB SPEED GORE-TEX | |
高機能シューズ | アディダス ウルトラブースト | |
高機能シューズ | アシックス GEL-NIMBUS | |
高機能シューズ | ナイキ ペガサス | |
高機能シューズ | ニューバランス MW880 | 他に比べてより私の足の形に合っていた |
高機能シューズ | ニューバランスM993 | |
高機能シューズ | アシックス GEL-kayano | |
高機能シューズ | ニューバランス 990v4 | |
高機能シューズ | ミズノLD40 | |
高機能シューズ | ホカオネオネ クリフトン5 | |
高機能シューズ | ミズノLD40-ST | ビジネスシューズで最も歩きやすい |
歩きやすい靴 | ノースフェイス ベロシティ ニット ゴアテックス | |
歩きやすい靴 | ノースフェイス ベロシティ ニット II GORE-TEX インビジブル フィット | 前作と同じ履き心地 |
歩きやすい靴 | ホカオネオネ ホパラ | サンダル |
歩きやすい靴 | メレル カメレオン7 | 雨の日はすごく滑るので注意 |
歩きやすい靴 | Allbirds Wool Runners(ウール ランナーズ) | 履いている時の肌触りは最高 |
歩きやすい靴 | リーガルウォーカー | |
歩きやすい靴 | メレル モアブ2 | 登山用で若干重い。安定感は高い |
普通の靴 | ノースフェイス ランプ モック WP | |
普通の靴 | ワークマン アスレシューズ ハイバウンス | |
普通の靴 | ニューバランス574 | |
普通の靴 | スピングルムーブ全般 | |
普通の靴 | keen ニューポート | サンダル |
普通の靴 | keen evofit1 | サンダル |
普通の靴 | ニューバランス750 | サンダル |
普通の靴 | ナイキ キャニオン | サンダル |
普通の靴 | ロックポートのウォーキングビジネスシューズ | |
普通の靴 | texcy luxe (テクシーリュクス) | |
普通の靴 | アシックス ランウォーカー | |
普通の靴 | ヨネックス パワークッションビジネスシューズ | |
普通の靴 | アディダス スタンスミス | 靴の形があまり合わなかった |
普通の靴 | ニューバランス250 | サンダル |
普通の靴 | ビルケンシュトック チューリッヒ | サンダル。かかとベルトが欲しい。歩きにくい靴一歩手前 |
歩きにくい靴 | テバ ハリケーンXLT2 | サンダル。ストラップが硬くて徐々に痛く感じる |
歩きにくい靴 | コンバースのオールスター | |
歩きにくい靴 | TOP SEVENの靴全般 | |
歩きにくい靴 | リーガル、スコッチグレイン等のレザービジネスシューズ | なじんでも長く歩くとクッション性がないため痛い。 |
歩きにくい靴 | アキレスの長靴 | |
歩きにくい靴 | 木の下駄 | 2000歩も歩くと激痛 |
まとめ
サロモンから出ているランニング用スニーカーPREDICT SOC。
けがをしないことを主眼としたそのコンセプトはよいのですが、
いかんせんかかとが合わないと、皮がむけてしまいます。
もしかしたらランニングだと前傾姿勢になるから
そういったこともないかもしれませんが、
いかんせん歩行目的だと合わないかもしれません。
私の使用目的は散歩が主のため歩行目的となるため、
使用はできませんでした、残念です。
コメント