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フリーランス 住宅ローン 審査に落ちる。所有している貯金以下のローンですら落ちるからかなり厳しい

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フリーランスエンジニアをしている私が
住宅ローンの借り換えをしようと思い、
auじぶん銀行に審査依頼したところ、
見事に審査落ちしました。

フリーランスは信用が低いというのは知っていましたが、
ここまで低いとは想定していませんでした。
マンションを購入する際はかなり気を付けないといけないようです。

今回審査申請した時の状況をレポートします。
住宅ローンを検討されている、
すでにフリーランスエンジニアになられている方、
もしくは、
フリーランスエンジニアになりたい方の
ご参考になれば幸いです。
 


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借り換え申請を依頼したきっかけ

私が住宅ローン借り換え申請をしたきっかけについてお話します。

10年前の会社員時代に住宅ローンを
三菱UFJ信託銀行で行ったのですが、
三菱UFJ信託銀行が最近住宅ローンの事業継続をやめてしまい、
新規受付を終了していました。

事業をたたむことに伴って変動金利の値動きもやめてしまい、
10年前より金利が下がっているにも関わらず、
値動きがないことにより、
他の銀行と比べて金利が高くなってしまったので、
金利の安い銀行に借り換えようと検討しました。

住宅ローンの比較サイトで
評判もよく金利が安いのが
auじぶん銀行
でした。
ちょうどauじぶん銀行の口座に1000万円ほど預けていたので、
審査も通りやすかろうと期待しつつ、
auじぶん銀行に依頼することにしました。
https://xn--hekm0a443zs1e4wmdz1a4wymp2b.com/pc/agpl0101/google/top?current_status=not_set
あなたに合った住宅ローンを見つけることができます!

それがまさかの審査落ちの結果になるとは・・・。
フリーランスエンジニアの信用の低さをなめてました orz
ここまで低いとは・・・。

以降に私の資産状況、収入状況と、
どういった内容の借り入れを行おうとしたのか説明したいと思います。

審査依頼した時の状況

審査依頼した時、
auじぶん銀行から記入依頼があった内容と自分の状況については
以下の通りです。
(数値はぼかしてます。)
ローン申請額1000万円台
独立してからの年数満2年
前年の確定申告の所得金額(売上から経費を除いた値)800万円台
前職の年収600万円台
前職経験年数13年
金融資産(現金・株・投信)保有額2000万円台
ローン申請額よりも倍近い
金融資産を保有しているため、
生活防衛資金を考慮しても結構余裕があります。

また、
所得金額が約800万円であることを見ても
無理な金額ではないと思います。
というのも、銀行の住宅ローンの説明ページや
まとめのページを調べたところ、
住宅ローンの額は年収の約7倍が上限とされています。

私の所得と比較すると1.3倍ほどの申請なので、
かなり余裕があります。
確かにフリーランスは収入の波があるから、
前年度年収だけでは判別が難しいのかもしれません。

この条件でも落ちるということは、
金額以外の社会的信用や、
他にも必要な条件がかなりありそうです。

フリーランスが住宅ローンを借りる(借り換える)には

落ちてしまった住宅ローンについて、
どういう条件なら申請が通るのか
いろいろ調べてみると、
フリーランスが住宅ローンを借りるには
独立後、2年、もしくは3年の事業年数が必要
とありました。

そのほかにも、以下の条件があります。
  

そのほかの条件
  • お金の支払いはきちんとしているか?過去ローンの滞納はないか?
  • 連帯保証人になれる人はいるか?
  • 自己資金はどれくらいあるか?
  • 購入する家は自宅用か、事業用か?(自宅用の方が審査は甘くなります。)
  • 健康かどうか?過去大きなけがや病気がなく、健康で継続して働くことが可能か?

過去、いろいろなITエンジニアの方を見てきたのですが、
比較的まじめな方が多く、
上記の条件はクリアできるものが多いです。
  
上記の条件を私に当てはめてみました。

 ・お金の支払いはきちんとしてるか
   ⇒滞ったことがないのでクリア
 ・連帯保証人になれる人はいるか
   ⇒親がいるのでクリア
 ・自己資金はどれくらいあるか
   ⇒借りたい金額よりも多く持っているのでクリア
 ・購入する家は自宅用か事業用か
   ⇒自宅用なので審査は甘い方になるので有利だと思われる
 ・健康かどうか
   ⇒健康で大きな病気・けがも今までなしなのでクリア

こちらの条件はすべてクリアしているが審査落ちしたことから、
住宅ローンを借りるためには、
事業年数がかなり影響しそうです。

独立後、満2年の状態で審査落ちしたことを考えると、
フリーランスエンジニアとして独立後、
2年ではなく3年、もしくはもっと長い間
フリーランスの事業を継続する必要がありそうです。


ふと、
高収入である、芸人やyoutuberが
ローン組めないと嘆いてることを思い出しました。
所得ももちろん必要ですが、
事業の継続ということがより重要で、
長い年月により社会的信用が積み重なっていくようです。

auじぶん銀行が審査が厳しい銀行か調べてみた

もしかしたら今回申請したauじぶん銀行の
審査基準が厳しいから落ちたのかもしれないと思い、
いろいろ調べてみました。

auじぶん銀行の住宅ローンについて調べたところ、
下記のページがよくまとまっており、わかりやすく考察されていました。
このページによるとauじぶん銀行の審査の基準は
厳しいか、甘いかについて、
特別厳しいということはない。
という評価でした。
auじぶん銀行の住宅ローン審査は厳しい?甘い?
この特集記事では審査が厳しいと言われることもあるauじぶん銀行の住宅ローンの審査基準について解説しています。

どうやらauじぶん銀行は標準レベルのようです。
訂正。auじぶん銀行はどうも事業継続年数に厳しいらしく
3年は続けないと話にならないようです


このことから、
三菱UFJ銀行や三井住友銀行、新生銀行等といった
金利が安い普通の銀行で借りるには、
同じ結果になりそうです。

※追記
実際に住宅営業の方に話を伺ったところ、
借りやすいのは上から順に下記の通りとなるようです。

・フラット35
・信金や労金
・地方銀行
・メガバンク
・ネット銀行

結局、
フリーランスだと事業年数を長くして、
信用を積み上げる必要がありそうです。

終わりに

会社員時代にはあまり意識していなかった
社会的信用について、
会社員とはいかに社会から評価されている
のかということを
痛感する出来事でした。

働いている職場ややっていることは、
ほぼ変わらなかったのであまり意識してませんでしたが、
たしかにローンを貸す側からみると、
「フリーランスでもITエンジニアは安定している」
ということはあまり関係なく、
いち自営業者であるという見方をされるのを再認識しました。

フリーランスエンジニアも信用を積み重ねれば、
問題なくなっていくようなのですが、
その年月は会社員よりもかなり長いことかかりそうです。

事業継続が3年以上は必要になる、かつ、
それでも金額次第では怪しいので、
住宅ローンを借りたい方は会社員時代に行うことを
強くお勧めします。

(想像しているよりも厳しいと思います・・・。)

いやはや、フリーランスエンジニアって想像しているよりも
社会的信用が低かったです・・。

住宅ローン控除も終わったことですし、
これを機会にさっさと全額返済したいと思います。

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