どこがお勧めだったか、ランキング形式でレポートします。
単純なマリンリゾートならば、
宮古島などの離島に行った方が綺麗でよいのですが、
沖縄本島ならではのスポットには様々な魅力がありました。
1位 平和祈念公園とひめゆりの塔
私が一番印象深かったスポットは平和祈念公園とひめゆりの塔になります。2つじゃないか!というお話もあるかもしれませんが、
この2つは距離がすごく近く、第2次世界大戦の戦争の記憶にまつわる
スポットということで1セットかなと思い、
セットで紹介したいと思います。 お勧めの理由については、このスポットは単純な綺麗な場所というよりは
過去の日本の歴史を現地で見て体感し、その資料を読み学ぶことに
高い価値があると思ったからです。
ひめゆりの塔の隣にある資料館の中で紹介されている
当時の悲惨さや、過去の政府の無能さ。
どうしようもない環境の中で、学生たちはどのように行動したか、
というか、行動するにしてもどうしようもない状況に放り出された
といった方があっているような状況。
昨日まで勝っているという放送があった次の日に、
「大敗しているから、撤退を開始する。」
敗退している最中、
「今をもって、当部隊は解散する。塹壕から出ていくように」
こんなことをわずか1月の間に矢継ぎ早に言われ、
若い学生の方々はどんなことができるか。
いや、どのようにもしようがないです。
下記動画はその当時の様子を生存者が語られているものです。
その時に使用された塹壕というか穴倉が目の前にありました。
このようなところで、兵士が目の前に迫ってくる状況を
想像するだけでも陰鬱な思いになります。
目の前にあるものがネットや本の情報以上に
想像力を掻き立てさせます。
(平和の時代を生きている私が言ってもおこがましい話ですが・・・)
長崎の平和公園は当時のモノがなく資料館があるのみだったのですが、
ここにはそれがありました。それが生々しかったです。 綺麗なスポットももちろん魅力的です。
ただ、このような様々な歴史を現地で思いをはせるようなことも、
旅行の醍醐味だと思います。
今回は悲惨な戦争の歴史にまつわる場所でしたが、
もちろん復興や進歩の歴史も素晴らしいので、
そういったものも色々行きたいものです。
また、ひめゆりの塔以上に印象深い光景は、
平和祈念公園の犠牲者の名前が刻まれた石碑が並んだ、
風景でした。
岸壁付近にあり、下記のように海の景色を望むことができる
開けた場所になります。
そこに磨かれた石碑がずらっと並び、
綺麗な景色だなと思ったのですが・・・
そこに 犠牲者の名前が細かく刻まれており、その名前が生々しく、
綺麗なだけではない、複雑な感覚をもって周囲を歩くことになりました。
このような気持ちになるスポットはそうはないと思います。
2位 美ら海水族館
世界最大級の大水槽「黒潮の海」を持つ水族館は、併設する喫茶店でぼーっといつまでも見ていられそうな、
幻想的な光景を見ることができます。
それ以外にも、水族館周辺が大きな公園となっており、
日本本土ではなかなか見れない、
エメラルドグリーンのビーチを散歩する体験もできます。
日本でも有数の綺麗な楽しめる公園たと思いました。
圧巻の水槽の大きさ。
真ん中で発生しているぶくぶく泡と陽の光が差した水の中は
幻想的の一言。 水槽の隣に喫茶店があり、
観光地価格ではありますが、そこまでぼったくり価格でも
無いので、疲れたらここで休憩するのがお勧めです。 水族館を楽しんだら、公園のすぐ隣にある
エメラルドビーチは沖縄ならではの白い浜とエメラルドの海を
楽しむことができます。
4月から10月には海水浴もできるのですが、
冬に人が少ない(私が言った時は2人ほど)浜を散歩で堪能するのも
お勧めです。日差しもきつくないですし。
3位 北端の景色(辺戸岬と大石林山)
沖縄の北端の景色が第3位です。南国ならではの植物、ガジュマルの複雑な生え方。
そういったものを楽しめるハイキングコースが良かったです。
ただ、大石林山は入山料金が1200円かかるのが痛いところですが、
バス代込みなので・・・、でも高い orz
沖縄最北端の景色。
岩がごつごつしており、岩手県や福井県のジオパークに雰囲気が似ています。
外国の方、おそらくアメリカ軍の関係者の方々と思われる一団
がずんずん、奥に進んでいきます。なかなかアグレッシブ。 岬から車で5分ほどのところにある大石林山では
日本本土の普通の登山ではなかなか見れない
南国特有の植物が見れます。
拠点となる場所に綺麗に整備された建物があり、
トイレも新しめのウォシュレット完備です。 ハイキングコースも全部で20分ほどで回れるコースから
90分のコースもあり初心者や時間がない人にも安心なコースです。
逆に登山上級者には物足りないと思いますが・・・。 コースの頂上に見える石山。ソテツの群生が沖縄っぽい。 普通の登山では見ない植物がちらほらあります。 ガジュマルの生え方ってどうなっているのか・・・。
ぱっと見はわかりません。細い木が集まってるように見えますが、
違う模様。なぜ絡まって生えるんだろうか。
映画や音楽PVの撮影現場としても使われたようです。
まとめ
他にも首里城や海中道路、古宇利大橋、国際通り等、色々観光スポットがありますが、
沖縄本島ならでは!というスポットは上記の3つになるかと思います。
沖縄に旅行された際は訪れてみてはいかがでしょうか。
非常におすすめです。
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